0.はじめに
このシーズン、みんな何らかの手続きが増えていることでしょう。そこで、今日のライフハックも使える地味ネタをお伝えしたい。
そう。表題の通りスタンプを作ろう!
さぁ!あなたの手首を腱鞘炎から守り、自分の名前がゲシュタルト崩壊するのを防ぐのだ!
1. なんでもスタンプにしとく
1)住所印・名前印・メールアドレス印
前回、学生保険の話を書いた。それで思い出した。
申請ごとが重なると、自分の名前や住所、メールアドレスを100万回書くことになる。
そこで、それ全部スタンプにしてしまうのだ。
これで事務処理の速度が上がるので、「あー、あれめんどいからやるの後回しにしよ」みたいな時間とか、「うわーー自分の名前めっちゃ書いて手首いたーい(手首ぶんぶん)」みたいな無駄な時間が圧倒的になくなる。
ポポンと押して出してしまえ!
その際、多めにポポンと押して予備を作ると、未来の自分がちょっとだけ喜ぶ。
作るのは、会社勤めしたり起業経験のある人にはおなじみのこれだ。
とりあえず、ハンコで検索するとサイト多すぎてよく分からなかったからシャチハタ公式サイトを貼っておく。
大丈夫、これはアフィリエイトじゃない。
https://www.shachihata.jp/products/list.php?category_id=10079&sort=3#products
一体型もいいけど、セットで使うよりも外して使える方が使い勝手が良さそうだと思い、私は「組み合わせ印や親子印」と呼ばれるタイプと「住所印」と呼ばれるものを使っている。これは、どちらも一行に一種類のものが記載されているタイプになる。
2024年3月価格だと、シャチハタの住所印(1行)で1300円程度だ。
名前だけの印鑑だと300円くらいで作れるみたい。
2)慶弔スタンプ
また、これは頻繁に使うものではないが、縦書きで名前の押せる「慶弔スタンプ」というものがある。
私自身、慶弔スタンプとは付き合いが長い。私は、自分の字に自信がないのでご祝儀袋などに名前を書く際、何度も練習して袋をダメにしてしまってきた。夏休みの宿題の習字は嫌いだったし、筆ペンというものも縁遠い。そのため、楷書で美しく名前を書く友人を見るととても憧れる。
そんな私だが、20代の頃に、1年間に20回以上の結婚式に出席したことがあった。毎週結婚式がある月だとか、一日に2つ式をハシゴする土曜日とか、本当に重なる年があったのだ。その時に、はじめて慶弔スタンプに出会った。もちろん、大活躍だった。お祝いごとだけではなく、弔事も増える年齢になってしまい薄墨の名前スタンプを使う機会も増えてきてしまった。
2. 宛名ラベルシール
郵送する宛名は、間違うと困るので、宛名をコピペするのが一番よい。
まず、プリンターで印刷できるシール用紙(A4)を買っておこう。たいていラベルシールのテンプレートは無料で配布してくれている。
100均でもいいし、文房具店でもよい。
切れ目がないシールタイプの用紙が最もオススメです。これなら、エクセルやワードで表を自作して印刷し、テキトーにハサミで切って貼ってしまうこともできる。このとき、余白ができそうなら、自分の住所と名前も多めに印刷しておくと、また未来の自分が少しラクできる。
かわいい図柄のラベルシールは、小分けにされていて素敵なのだけど、あれだと、今度は印刷枠をその場所に印刷するなどという手間がかかる。
はっきり言って、めんどくさい。
そういうことができる人は、ちゃんと設定して、おしゃれな状態のシールを量産すると良い。ただし、いまは手続きめんどう民が少しでもラクをする方法なので、もっとも簡単な方法だけお伝えした次第である。
3.電子印鑑も設定するべし
事務作業は、紙の書類だけではない。
ついでに、全部設定するべし!
1)メールアドレスの「署名」機能
これは、みんなすでに設定済みだと思いますが、簡単に言うとメールの本文の最後に、自分の名前を毎回登場させてくれる便利機能のことです。
Googleによる設定方法と、gmailのヘルプはここから見れるのでみてね。
https://www.g-workspace.jp/googleworkspace-reference/gmail/signature
https://support.google.com/mail/answer/8395?hl=ja&co=GENIE.Platform%3DDesktop
2)電子印鑑の設定
PDFファイルで配布されたときに文字の「入力」や、スタンプ機能で電子印鑑を押印できる機能がある。これも最初で設定しておくと、名前を手打ちせずに、ポンポン押せる。
Adobeの公式サイトで作成方法を掲載しているので、参照してください。
https://www.adobe.com/jp/acrobat/resources/roc/blog/pdf-electronic-seal.html
3. おわりに
本当に地味だけど、初期投資・初期設定しておくときっとラクになると思う。
そういえば、小学校の頃だったか中学校の頃だったか、(当時は教員が出席簿や成績表に生徒の名前を押して作ってた。職員室にいけばみんなの印鑑あったよね。)卒業のときに、そのフルネーム印鑑をくれた先生がいたんだけど、今振り返ると、あれめっちゃライフハックだったわ!いやいや、「いつか使うから。フッ」じゃなくて、この書類地獄がいつか訪れることを教えといてよ!あれ、どこ行ったんだろう。もったいないね。
参考サイト
シャチハタ公式サイト https://www.shachihata.jp/
Google Workspaceの使い方サイトより「署名の設定」
Adobe公式サイト「電子印鑑を無料で作成する方法とPDFに捺印する際の注意点」
https://www.adobe.com/jp/acrobat/resources/roc/blog/pdf-electronic-seal.html
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